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  • 2014.03.03 Monday

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    宇宙船は簒奪者の夢を見るか?―SS・その5―

    • 2011.02.14 Monday
    • 03:27
    ―廊下―

    [新しい端末の操作に四苦八苦しながら廊下を歩く。つい先日、自分の持っていた端末の画面を折ってしまった。
    幸い、データ類は無事だったのですぐに新しい端末をポイントで購入して、今日データの移し替えが終わったところだった。
    メールを打つのにも一苦労。ベネットにメールを送信し終わり、端末を仕舞うと。]

    あれ。ローズ先輩?

    [良く見ると、彼女の瞳が潤んでいるのが分かった。何かあったのだろうか?心配して顔をのぞき込もうとすると、ローズマリーが端末を差し出してきた。
    内容を確認すれば。]

    え、えーっと・・・お話、ですか?はい、大丈夫ですけども・・・ローズ先輩??

    [突然のことに面食らってしまった。それでも、ローズマリーが沈んでいるように見えたので、何か力になれれば、と思ってローズマリーと話をする事にした。
    彼女の後を付いていって、到着したのはコモンスペース。読書をしている人や散歩をする人の姿が見受けられる。]

    それで・・・お話って、なんですか?

    [適当な場所に座ってローズマリーに訊ねる。しかし彼女は妙な表情をしただけで何も綴ろうとしない。
    やがて、一度首を振ると、彼女は端末に文章を綴りだした。それを見た自分は、面食らってしまった。]

    えっ・・・?えーと、それは、一体どういう事ですか・・・?

    [ローズマリーの考えている事が、よく分からなかった。真剣な表情で、真剣に自分達の交際について聞きたい、と言っている。
    こう言うのは、茶化しながら聞くものじゃないかな、そう思いながら次に綴られる言葉を待つと。]

    あー・・・、なるほど。分かりました。と言っても、あんまり面白くはないかもしれないですけどね?
    そーですねえ。まずは・・・。

    [自分の記憶を掘り起こしながら、ローズマリーに彼との交際について話す。病室でモニカをからかってみた事、リハビリの手伝いをした事、端末越しで愛を確かめ合った事…等々。
    時間が経ったとは言えど、掘り起こされる思い出はどれも綺麗に色が付いたまま。
    昔の友人との事を語れと言われて、こうも色が付いた思い出は出てこないだろう。感情が、強く色を塗ってくれたのか。
    なんとなくそんな事を思いながら、更に色んな事を語る。
    しばらく後、話せる範囲の事は全て話し終わったので少し黙ると、彼女が端末越しで感謝の意を伝えてきた。]

    いえいえ、お役に立てて何よりです。元気が出たならお話しした甲斐がありました。

    [それから、飲み物を買ってこようと立とうとしたら、ローズマリーから一つ質問された。
    答える前に、ちょっとだけ席を外して飲み物を二本買い、彼女に一本渡す。それから少し考え、ゆっくりと喋り出す。]

    ・・・そう、ですねー。触れたいとか、触れて欲しいとか、それは思います。
    私はベネットさんと大体二人きりの場面が多いので、腕を絡ませたり、手を繋いだり、あまり抵抗なく出来ますけども、
    二人きりじゃなかったら、ちょっと恥ずかしくて出来ないかなぁ・・・。
    あ、そうそう。はっきりと伝えた事は、特には無いです。ただ、なんとなく空気とか、雰囲気で分かるんです。
    二人きりで座っている時、なんとなく体温を感じたいな、と思ってくっつくんです。
    そうすると、大体受け入れてくれますよ。
    ヴェスパタイン先輩も・・・そうですねえ、あの人相当不器用だと思うんですけども・・・でも、黙って触れたら受け入れるだけの器量はありますよ、絶対。
    だから、ローズ先輩も心配しなくて良いです。触れられて悪い思いをする男の人は居ません。断言します。

    [そう言って、ぐいとお茶を飲み干す。それから、じっとローズマリーを見つめて。]

    えーと、触れたい、と伝えるのに言葉は要らないんです。身体で伝えるべきです。そう、私は思います。
    全て言葉で伝えられる、と言うのは間違ってます。だから、気に病まないでくださいね。
    悩んでた原因が触れられるかどうかじゃなかったらごめんなさいですけど、ね。

    [にこっと笑って、ローズマリーの手を握ってぶんぶんと振る。彼女はどう反応しただろうか。]

    先輩も・・・頑張ってくださいね。大丈夫ですよ。お互い大切に思っているなら、なんだって出来ます。
    私は、恋をして、そんな事を思いました。恋は女を強くするんですよー?
    先輩も強くなってくださいね。ふぁいとー!おー!

    宇宙船は簒奪者の夢を見るか?―SS・その4―

    • 2010.12.13 Monday
    • 23:55
    ―お化け屋敷の前―

    駄々捏ねてないで行きますよ!ホラしゃんと歩いてください!

    [モニカの手を引っ張ってずんずんと歩き出す。かくいう自分もそこまで得意という訳ではないが、モニカに仕返しをするためならこれくらい余裕…だと思いたい。]

    絶叫マシンなんて後でいくらでも乗れますよ!!
    お化け屋敷は今しかチャンスがないんですよ!さあ早く!!
    私だって絶叫マシンは嫌いなんですー!!

    [抵抗するモニカに苦労しながらずるずるとお化け屋敷まで引っ張っていく。横でぎゃあぎゃあ喚いているモニカは一歩も動くまいとしているが、
    そこは小柄な先輩。簡単に引きずる事が出来た。]

    宇宙一で死ぬかと思いましたもん!これは仕返しですっ!!
    不毛って毛が生えない事ですよねっ!?

    [適当にあしらって更にズルズルと引っぱる。周りの面々は温かい目で見守っているので遠慮無く引きずる。
    こういう事にお堅いだろうソフィアも、ニヤニヤニヤニヤと笑いながら見ている。]

    あ、モニカ先輩!ドナルド先輩に助けを求めるのは卑怯ですよ!!
    ドナルド先輩、スルーしてくれたら後でデラックスソフトおごりますよ!!

    [また更にずるずるずるずるずるずると引きずる。難聴とかそんな大げさな…と思いながらお化け屋敷に入る。]

    先輩、楽しみですねー♪さー行きましょう!

    [意気揚々と歩き出したのも束の間。むしろモニカに恐怖するハメになってしまった。]

    ちょちょちょちょ先輩もうちょっと静かに出来ませんか!!!いや耳元で叫ばないでください!!
    ああああああもーーうるさぁぁぁぁぁぁい!!!

    [お化け屋敷から出る頃には、皆の声が遠くに聞こえていた。それくらい、耳元で叫ばれていたのだった。
    自分も回復するのにしばらく時間が掛かってしまったのは誤算だった。]

    宇宙船は簒奪者の夢を見るか?―SS・その3―

    • 2010.12.03 Friday
    • 16:33
    ―墓地―

    [花束を持って墓地の入り口で待つ。先に話したいと言ったベネットを見送ってから、辺りを見渡す。
    手入れが行き届いている綺麗な墓地で、墓さえ無ければ公園として使えるだろう。
    今日は着慣れない黒のスーツ。墓前に行くのだからしっかりしておきたいと考えた。

    空は晴れ渡っている。特に天気の心配をする事は無い。そもそも、コロニーなので天気は制御されている。
    じーっと空を見るのをやめ、それからベネットの姿を目で追う。]

    ・・・なんだか、嬉しそう。

    [身の上話は聞いたことがある。苦しそうに家族のことを語っていた彼が、家族の墓の前で嬉しそうにしている。
    気持ちの整理が着いたのだろうと、そう思った。]

    んん・・・と。そろそろ、私も行こう。
    花束も、渡さないとね。

    [呟いてから、ゆっくりと歩いてベネットの元に向かう。ベネットの姿が見えると同時にベネットの方から手を振ってくれているのが見えた。
    ゆっくりと歩いて近づき、ニコッと笑う。]

    ベネットさん。あ、先に花束、置いちゃいますね。

    [そう言って二つの墓に花束を置いてから、手を合わせる。
    想うことはただ一つ。]

    (彼を幸せにします。だから、見ていてください。同じ過ちは、繰り返させません。)

    宇宙船は簒奪者の夢を見るか?―SS・その2―

    • 2010.11.24 Wednesday
    • 14:42
    ―地上・ホテルの一室―

    皆さん、お疲れ様でした!乾杯ー!

    [グラスを掲げる。今日は珍しくお酒で乾杯。]

    ホントにモニカ先輩、ローズマリー先輩はお疲れ様です。
    私はあの場に居られなかったのが、ちょっと悔しいですけどね・・・。

    [寂しそうに言って、スクリュードライバーを飲む。]

    あー、えっと。モニカ先輩。病室ではすみません・・・。
    初めて恋人が出来て、とっても嬉しかったんです。ちょっとだけ有頂天になっちゃって。

    [えへへ、とはにかむ。モニカはどう反応しただろうか?]

    あ、それより。モニカ先輩はあれからドナルド先輩と、どうなったんですか?
    進展してますー?
    私としてはお二人にも幸せになってもらいたいというか、まぁーこう。
    とりあえず飲みましょう!

    [ぐい、とビールの缶を押しつける。そして自分はグラスのスクリュードライバーを飲み干した。]

    そうですねー。私は今、幸せです。ベネットさんが側に居るから、それもあるかもしれませんけど。
    ・・・みんなと日常の生活に戻れたことが嬉しいんです。
    聞かれもしないのに語るなんて・・・酔ってるかも。えへへへへ。

    [そう言って、急に目つきを変えてモニカに近寄る。
    この目つきはどう見てもエロ親父の目だ。]

    と言う訳でー・・・ふふふ・・・モニカ先輩、ちょっとストリップショーやりませんか?
    ふへへへへへ・・・。あっ、逃げないでくださいよー!
    こーらーー!!

    宇宙船は簒奪者の夢を見るか?―SS・その1―

    • 2010.11.23 Tuesday
    • 01:30
    [カタカタと、部屋に音が響く。コーヒーカップの中身は既に空だ。
    もう少しで、キリの良い所まで書き上がる。そしたら、ご飯の準備をしよう。
    …ベネットには手料理を食べさせると決めていた。なので、ハイドがなんといおうと食事は絶対に作らせないつもりだ。

    後ろから扉が空いた音がする。きっとハイドが掃除をしに来たのだろうと思って振り向かずにそのままタイプを続ける。すると。]

    わわわっ!!

    [抱きつかれた。]

    えっ、ええっ!?

    [慌てて振り向くと、そこにはベネットが。]

    あ、えっと、お帰りなさい、ベネットさん!えと。もう帰り、ですか?
    え?早退・・・?私に会いたいからって、早退はダメですよ。

    [クスッと笑ってから、立ち上がる。]

    それじゃ、ご飯作ってきますね。あ、ベネットさんは疲れてるでしょうし、待っててください。

    [そして、エプロンを着けて台所に向かう。ハイドにはいつも買い物をお願いしているので、自分は作るだけ。
    今日のご飯は、野菜炒め。野菜は多め。手際よく、こなしていく。

    しばらくして、ベネットを呼んで食卓に着く。今日は美味しく出来た、そう思う。]

    えへへ。こうやって、一緒にご飯食べるのって良いですね。
    いただきますっ。

    [大好きな人と、毎日を過ごす。シープスドリームに乗っていた頃は一緒に居られず寂しかったが、
    今ではいつでも一緒に居られる。それだけでもとても嬉しかった。
    この幸せが、いつまでも続けばいいな、と。そう思った。]

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